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骨粗鬆症診療


当院では骨粗鬆症診療を行っております
~お気軽にご相談ください~

骨粗鬆症とは、骨の強度が低下し骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症により骨がもろくなると、わずかな衝撃で骨折してしまい、そのまま寝たきりになったり認知症の原因になる場合があります。

骨粗鬆症は痛みなどの自覚症状がほとんどないため、
骨密度を測定し治療が必要かどうかを判断することが大切です。

【骨粗鬆症セルフチェック】 このようなことはありませんか?

  • 若いころの身長と比べて2cm以上縮んだ
  • 背中が丸くなってきた
  • 閉経を迎えた(女性)
  • 過去に些細なことで骨折したことがある
  • どちらかといえばやせ形である
  • 両親が大腿骨近位部骨折をしている
  • 糖尿病、高血圧、脂質異常症、慢性腎臓病の方
  • タバコを吸う

これらに当てはまる方は骨粗鬆症になりやすい傾向があります。
一度医師にご相談ください。

骨粗鬆症の原因

  • 骨を作る量(骨形成)よりも、壊される量(骨吸収)が増えると骨の量が減少し、骨がもろくなります。
  • 骨密度は20歳前後でピークに達します。50歳前後から多くの人では低下していきますが、
    女性では50歳代で急な低下がみられます。
  • 生活習慣(喫煙、アルコール・カフェインの多飲、日照不足など)が原因となります。
  • 女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、骨が壊されるのを抑える作用があります。
    しかし、閉経によりエストロゲンの分泌量が減ると、骨がもろくなってしまいます。

正常な背骨の縦断面

骨粗鬆症の背骨の縦断面

                           写真提供:浜松医科大学名誉教授 井上哲郎先生

骨粗鬆症の検査について

骨密度測定

骨粗鬆症の診断のためには、骨密度を測定し、治療が必要かどうかを判断することが重要です。

当院では、全身用骨密度測定装置(デキサ法)による最も精度の高い骨密度測定を行っております。
腰椎、大腿骨、前腕骨の骨密度測定が短時間で行うことが可能です。
  • 検査の前に特別な準備はいりません。
  • 痛みはなく、あおむけに約5分寝ているだけで
    検査ができます。
  • 腰椎と大腿骨は同時に測定ができます。

骨代謝マーカー

骨形成と骨吸収のバランスがどのような状態になっているかを示す指標です。
血液や尿を採取して検査し、骨代謝(骨形成や骨吸収のバランス)を調べることができます。

骨粗鬆症の治療

薬物療法
骨粗鬆症の治療にはさまざまな薬があります。
  • 骨が壊れるのを防ぐ薬
  • 骨を造る薬
  • 骨の栄養を助ける薬

  • *医師が適した薬を処方し、治療を行います。

食事療法
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの摂取を心がけることにより、骨の栄養を助け骨を強くします。
運動療法
運動により、骨密度の上昇、筋力強化、転倒予防により骨折を未然に防ぐこともできます。

診察をご希望の方は…

診察・検査をご希望の方は外来でご相談ください。

健康診断やドックの際にオプションで骨粗鬆症検査(前腕DXA法)も受けられます。

※健診オプションについての詳細はこちらからご覧ください