放射線科
放射線科の紹介
放射線科は、診療放射線技師4名で業務を行なっています。主な業務は、単純X線検査、CT検査、透視検査、マンモグラフィ検査等の画像検査になり、各科の診断に有用な画像の提供、治療のサポートに努めています。
スタッフ紹介
- 診療放射線技師 3名(女性2名、男性2名)
検査・装置の紹介
放射線科で行なっている検査・装置をご紹介します。
X線撮影装置
単純X線検査 | 胸腹部を中心に、頭頚部、体幹部、四肢、椎体など、あらゆる領域の撮影を行っています。 |
DIP検査 | 上肢の血管より造影剤を注入し、腎臓、尿管、膀胱の形態や機能、疾患を調べる検査になります。水腎症や尿管結石などの精査目的で行なわれる検査になります。 |
CT装置
当院のCTは、東芝社製のAlexion 16列CTで、高速撮影、高画質、低被曝を実現した装置になります。検出器の多列化により撮影時間の短縮、AIDR3Dテクノロジーによる被ばく線量の低減が可能になりました。放射線科では、装置の性能を活かし、患者さんの負担を低減しつつ、高精度で良質な画像情報を提供しています。
X線TV装置
胃透視検査 | バリウムを飲み、食道、胃、十二指腸の形態や粘膜の状態などを詳しく検査することができます。食道がん、胃がん、ポリープ、胃潰瘍、その他多くの疾患を調べることができます。 |
注腸検査 | バリウムを肛門より注入し、大腸の形態や粘膜の状態などを詳しく検査することができます。大腸がん、ポリープ、大腸憩室、その他多くの疾患を調べることができます。 |
DIC検査 | 上肢の血管より造影剤を注入し、胆のう、胆管の形態や疾患を調べる検査になります。胆石、総胆管結石等の評価目的で行なわれる検査になります。 |
その他にも、ERCP検査、瘻孔造影検査、小腸造影追跡検査など、各種検査も行っています。
マンモグラフィ装置
乳房を圧迫して撮影することができる、乳房専用のX線撮影装置になります。乳房にできた腫瘍や石灰化などを観察することができます。乳がん、乳腺症、線維腺腫など、乳房疾患を調べる検査になります。しこりとして触れるようになる前の早期の病変や、それに伴って発生する石灰化の影を見つけることができるため、早期乳がんの発見に非常に有用な検査になります。
当院のマンモグラフィ撮影装置はGE社製Senographe Pristinaが導入されています。この装置は、乳房撮影の新しい技術であるトモシンセシスが可能です。トモシンセシスは、従来のマンモグラフィ撮影に加え、角度を変えて複数の方向から撮影し、収集したデータを3次元的に再構成して任意の複数の断層像を作成できる技術です。従来を2Dマンモグラフィとすれば、トモシンセシスは3Dマンモグラフィということになります。従来の撮影(2D撮影)では、乳腺の重なりではっきりと見えない病変も、トモシンセシス(3D撮影)により、薄いスライス面として描出できる為、見つけ出しやすくなります。特に乳房が発達した若い方や日本人に多いとされる高濃度乳房にも有効です。
当院のマンモグラフィ撮影装置はGE社製Senographe Pristinaが導入されています。この装置は、乳房撮影の新しい技術であるトモシンセシスが可能です。トモシンセシスは、従来のマンモグラフィ撮影に加え、角度を変えて複数の方向から撮影し、収集したデータを3次元的に再構成して任意の複数の断層像を作成できる技術です。従来を2Dマンモグラフィとすれば、トモシンセシスは3Dマンモグラフィということになります。従来の撮影(2D撮影)では、乳腺の重なりではっきりと見えない病変も、トモシンセシス(3D撮影)により、薄いスライス面として描出できる為、見つけ出しやすくなります。特に乳房が発達した若い方や日本人に多いとされる高濃度乳房にも有効です。
全身用X線骨密度測定装置(DXA法)
骨塩定量検査(骨密度測定)を行う装置で、GE社製のChoraleが導入されています。骨密度を測定する方法はいくつかありますが、当院では、精度の高いDXA法を採用しています。通常のX線検査よりもはるかに少ない2種類のX線を用いて、骨の内部に含まれるカルシウム、リン、マグネシウムなど(骨塩)の量を測定し、骨粗鬆症の診断、治療による評価に用いられます。
PACS(医用画像情報管理システム)
PACSとは、単純X線検査、CT検査などの各種画像検査機器で撮影された画像のデータを取り込み、保存、病院内ネットワークを通じて放射線科や臨床各科に画像データを配信するシステムのことになります。放射線科で撮影された画像が、必要な場所で必要な時に表示、確認することが可能です。診療の効率化、迅速化を実現することができます。